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特許第7176746号
溶接カウンタ SCM-044Aは、スポット溶接の現場でどうしても発生してしまう、溶接忘れの不良品の流出を簡単に防止する専用機です。
加工時の溶接電流を感知する事で、溶接打点をカウントアップし、設定打点数で警報音及びLED点滅で作業者に完了を知らせます。
溶接現場で、打点数を全製品監視することで、下流工程への不良品の流出を抑えます。
打点設定を行うと、必ず製品完成時にリセットボタンを押す必要がありますが、小型のリセットボックスを作業者の手もとに配置することで負担は最小限度に抑えられます。単純作業の繰り返しで注意力散漫となっても、リセットボタンを押すことで、製品完了を認識できます。
【特徴】
●ご使用中の溶接機に対応する為、溶接の加工電流を感知できるオリジナルセンサを付属します。(溶接機との信号配線は不要)
●本体・リセットボックス共にマグネットフットが標準装備で、段取り替えの多い現場でも簡単に配置換えの対応できます。
●1製品に複数個の部品を溶接する作業も、最大4つの部品でそれぞれの部品の打点数の監視が可能です。
●製品内の打点数(SHOT)の管理と完成品数量(LOT)のカウントを共に設定出来るので、完成品数量の管理も簡単に出来ます。
●複数の加工ヘッドを使う作業にも、最大4ヘッドまで対応可能。(複数台の溶接機で作業する場合や、スタッド溶接等で使用できます。)
●SCM本体・リセットボックスは、マグネットフットを標準装備、壁面・溶接機ボディーなどへ直接設置が可能です。
●SCM-044A は最大4センサー(4ヘッド)SCM-024Aは、2センサ(2ヘッド)まで対応。
●本体サイズ W135×H135×D175 重量1kg
●100V電源さえあれば、セットアップし、即お使いの溶接機の打点管理が可能です。(設置工事不要)
少量多品種の生産が多く、現場での作業ミスによる打点不足の製品流失のトラブル対策に悩んだ経験はありませんか?
本装置は溶接打点数の管理に特化し、設置性・操作性を簡素化した専用装置です。
作業現場で、簡単に打点数を管理できるよう様に、作業現場の作業者の声を基に開発した装置です。
センサ入力ポートをa~dまでの4ポートを持ち、それぞれのポートに打点の設定が可能です。(SCM-024Aは、a~bの2ポート)
この機能を使えば、2ヘッドを持つテーブルスポット溶接機や、2台の溶接機を並べ、段取りの違う加工を行う作業、1つの製品中に異なるネジ径が多く存在するするスタッドボルト溶接の生産管理に対応できます。
ネオジウム磁石フットを標準装備し、溶接機の筐体に直接取り付ける事ができます。リセットスイッチとブザーを内蔵した、リセットボックスにも、ネオジウム磁石フットを標準装備し、作業状況で簡単に手元へ配置が出来きます。リセットボックスにも、ビープ音が出るので、作業者の聞き逃しも防止できます。
作業員自ら、リセットボタンを押すことで
漫然とした作業となりがちな作業でも、作業完了を意識する事につながります。
現場の溶接機の打点管理が簡単に行えるので、高価な自動生産機の導入や、新規に溶接機を購入する必要はありません。
加工条件を変更する必要はなく、設置するだけで打点数を監視できるので、即時不良流出対策を行えます。
LOT数(完成品数)も常時カウント表示し、製品制作数の管理にも利用出来ます。
打点不足の製品を客先に流出をしていまい、検査の強化の対策で、不要な工数アップに悩んでいませんか?
不足発生の原因は溶接作業現場です。
現場での発生リスク軽減が最善策です。
スポット溶接は、画像認識で判別が難しく、目視検査に頼りがちです。
このため作業も検査共に、ヒューマンエラーを起こす可能性があります。
単純作業のポカミスは優秀な作業者でも、起こりうるトラブルです。
オリジナル小型センサは溶接電流の流れ導体のどこでも溶接を感知できます。
溶接機との難しい信号配線も不要です。
付属の配線バンドやベースを導体に貼りつけ、束線バンド等でセンサを固定するだけで取り付けは完了です。センサ先端の発光で監視中のセンサを視認できるので、複数台の加工ヘッドで行う作用の加工ヘッド取違も防げます。
ショットカウンタを導入をご検討している方に、『SCM-044A』を無償で2週間程度貸出し致します。
実際の使い勝手や、設置場所の確認されたい方は、問い合わせフォームより、住所・電話番号・ご担当者様氏名・導入予定時期を記載の上、ご依頼ください。
また、貸出機の数量が限定されるため、ご希望の日程の貸し出しできない場合があります。
予めご了承をお願いします。